あなたは転職に失敗するかも?転職しないほうがいい業界を徹底解説!

転職のカードを持つ女性

20代の3人に1人は経験しているといわれる、転職。

いまの職場に満足していなく、転職を考えている人は多いはずです。

どうせ転職するなら、今よりも給料が良くて待遇のいい会社がいいな、と思いませんか?

しかし、待遇面だけで企業を選んでしまうと、やっぱり転職しないほうがよかったかも…なんて事態になりかねません。

そこで今回は、転職しないほうがいいといわれている企業や転職に失敗する人の特徴を解説していきます。

また、記事の最後にはおすすめの転職エージェントも紹介しています。

すでに転職を視野に入れている人は参考にしてみてください。

転職しないほうがいい業界

人手不足で一人当たりの労働量が多い、業績が落ちているなどといった業界は転職しないほうがいいでしょう。

在職経験のあった人たちから「この業界には転職しないほうがいい」とよく言われる業界を3つ紹介します。

介護業界

介護業界は労働条件がよくないと耳にしたことある人はいるかもしれません。

本当にその通りで、給料が安いうえに残業が多い業界のひとつです。

人手不足が業界全体の問題となっていて、介護施設には入居待ちが出ていることも珍しくはありません。

現在、日本の全人口の約27%が高齢者であり、超高齢社会は今後も続くと言われています。

利用者は増えるが、若い人手は減るばかりなので、労働環境の改善は見込めないといってもいいでしょう。

ホテル・旅館業界

ホテル・旅館業もきつい労働環境としてよくあげられる業界のひとつ。

とにかく休みが少ないというのがこの業界の特徴です。

24時間365日営業は基本中の基本、シフト制で従業員の方たちは働きます。

お客様第一の業界ですので、シフト交代のタイミングでもお客様対応がある残業になってしまいます。

2020年に東京オリンピックを控え、ホテル・旅館業界は盛り上がっているように感じます。

しかし、従業員数は横ばいが続いているため、仕事増加に対して人手が追いついていないのが現状です。

そのため、これから先も一人当たりの労働時間は増加していくことでしょう、

印刷業界

印刷業界は、ブラックな企業が多いというよりも、IT・WEB化に伴って、業界自体の業績が縮小しています。

出版物のデジタル化が進み、紙媒体の需要が低くなってきているからです。

インターネットやスマートフォンの普及で、最も影響を受けているのが印刷業界といわれています。

廃刊する雑誌も増え、雑誌市場はここ10年で半分にまで業績が落ちています。

それに伴いダメージを受けるのが印刷業界です。

印刷量が減ったのはもちろん、印刷費のコストカットにより中小の印刷会社は苦しい状況が続いています。

飲食業界

飲食業界は半数の人が3年以内に辞めてしまうといわれているほど、大変な業界です。

その中でも、特に居酒屋の社員は離職率が高いそうです。

居酒屋の社員は店長になるケースがほとんどです。

業務内容はあまりアルバイトと変わらないにもかかわらず、給料は低く、勤務時間も遅いので、ワークライフバランスは崩れがちです。

店長ということで、年の離れたアルバイトとのコミュニケーションも取らなければいけなく、業務知識のほかにも様々なスキルが必要となってきます。

その他

転職しないほうがいい業界として、過重労働が目立つ業界や業績が落ちている業界をあげてきました。

しかし、この先転職しないほうがいい業界はそれだけではありません。

人工知能の発達によって仕事が奪われてしまうような業界にも転職することをおすすめできません。

今後10~20年後には約50%の仕事が人工知能に奪われてしまうといわれています。

具体的に事務や経理、オペレーターなどのルーチンワークを行う仕事はなくなることが予想されています。

転職してやっと仕事に慣れてきたと思った矢先に、人員削減のためにリストラされてしまうなんて嫌ですよね。

人間に代わり人工知能の活躍が見込まれる業界にも、転職しないほうがいいでしょう。

転職に失敗する人の特徴

✖印と履歴書
転職に失敗する人にはいくつかの共通点があります。

その共通点とは、一体何なのでしょうか?

転職目的が明確でない人

転職で失敗する理由として多いのが、自分のやりたいことが明確になっていないということ。

やりたいと思っていない仕事だと、モチベーションが上がらず長く働くことはできません。

せっかく転職するのだから、新しい会社では長く働きたいですよね。

転職を成功させるためのポイントは、自分のやりたいことを明確にさせ、それができる会社に転職することです。

結局、自分のやりたい仕事に就かなければ長続きはしないということです。

他責思考の人

他責思考とは、物事が上手くいかない原因を周りの人や環境のせいにしてしまうこと。

他責思考の人は、現在の会社を辞める理由も他人のせいにしている可能性があります。

例えば、「自分の能力が全然評価されない」「同僚が無能すぎて一緒に働きたくない」など。

このような考え方を持っている人は、転職先でも同じ不満を抱えるでしょう。

自分が他責思考かもしれないと思う人は、一度自身を振り返り、考え方を変える必要があります。

転職が最大の解決策だと思っている人

現状から逃げ出したいとしか思ってない人は失敗しやすいです。

自分の好きな仕事に就いていても大変なことや辛いことはあります。

どんなに辛いことがあっても、それを乗り越えたことによって仕事のやりがいや楽しさを知ることは多くあります。

目先の嫌なことから逃げるためということだけが、転職理由になってしまうと、どの会社に転職しても同じことを繰り返してしまう可能性があります。

転職に成功する人の特徴

正解マークと履歴書

転職に成功している人は以下のポイントが共通しています

  1. 転職する理由が明確
  2. 自分の非を素直に認め反省する
  3. 待遇などにこだわりすぎない

転職を成功させるには

上記で説明したポイントをおさえることは前提として、就活を成功させるには具体的にどのような行動をすればいいのでしょうか。

現職と並行して転職活動をする

たまに転職活動に専念したいからといって、現職を先に辞めてしまう人がいます。

それは、絶対にしてはいけません。

転職活動には、ある程度の時間とお金がかかります。

在職中であれば、転職活動が長引いても金銭面のリスクはないし、転職先が決まらなかった場合も現職があるので失業の心配もありません。

しかし、先に退職してしまうと、心と時間に余裕をもって転職活動に取り組めなくなってしまいます。

したがって、自分に合った転職先と出会うチャンスが減ってしまうということです。

チャンスをものにするためにも、現職は辞めずに心にゆとりを持って転職活動をしましょう。

面接ではポジティブな転職理由を言おう

中途採用の面接では、必ず退職理由を聞かれます。

現職に少なからずの不満があり転職を考える人がほとんどだと思いますが、その不満をそのまま伝えてはいけません

そのまま伝えてしまったら、面接官に「弊社に入社しても不満を言い、また同じようにやめてしまうのではないか」と思われることもあります。

その事態を防ぐためにも、退職理由はポジティブな内容に変換することが大切です。

また、不満を解消するために自分なりの努力はしたなど具体的な話をしましょう。

そうすることで、トラブルに対して自ら対処する力があるといった評価にも繋がります。

なぜいまの職場を辞めたいのか考えよう

転職活動を行う前に、なにを不満に感じ転職したいのかを客観的に考えましょう。

職場に不満を感じていると思っていたはずでも、実は自分のスキルが足りなかったり仕事姿勢に問題があったりすることが原因かもしれません。

そのような場合、原因を改善してみると、転職までしなくても現状の不満が解消されることもあります。

自分の労働環境をよくするために最適な行動は何なのか、しっかりと考えましょう。

転職エージェントを利用してみよう

転職エージェントとは、人材紹介サービスのひとつです。

「ひとりで転職活動をするのは不安」や「いろいろな求人を見てみたい」と考えている人は、登録してみることをおすすめします。

以下では人気のある3つの転職エージェントを紹介しています。

気になったサイトがあれば、一度ご覧ください!

マイナビエージェント

新卒の就職活動で最も用いられるマイナビが運営する、転職エージェント。

誰しも新卒採用の時に一度は利用したことがあるはずなので、知名度がとても高いのが特徴です。

第二新卒のためだけの求人が多いので、限られたターゲット層から高く評価されています。(もちろんそれ以外の求人もあるので安心してください!)

専門職を探している人にとっては求人が物足りない場合があるので、マイナビエージェントの登録だけで転職活動をするのはやめたほうがいいでしょう。

マイナビエージェントは登録しておくべきサイトなので、そのほかに、もうひとつ登録しておくことが賢い転職エージェントの使い方かもしれません。

パソナキャリア

マイナビエージェントに比べ、知名度は低いがこちらもおすすめの転職エージェント。

キャリア相談が丁寧と好評で、初めての転職で慣れていない方におすすめです。

また、転職するべきか悩んでいる人にも丁寧に相談に乗ってくれるので、転職を考え始めたばかりの人でも気軽に利用することができます。

doda

こちらの転職エージェントは、面接対策や職務経歴書の添削のレベルが圧倒的に高いといわれています。

求人件数が多く、選択肢に困らないのも魅力のひとつです。

しかし、求人件数が大量な故、質の低い求人も紛れているため注意が必要です。

まとめ

転職しないほうがいいと言われている業界は多種多様です。

しかしその中でも、お客様を相手に仕事をする業界には転職しないほうがいい、という声は多いようです。

仕事中常に気を張っていけなくてはいけませんし、クレーム対応などは精神的にも疲れますからね。

たしかに、そのような業界にはわざわざ転職する必要はないと思います。

また、給料が低かったり、残業が多かったりする業界にはもちろん転職したくないですよね。

転職を考え始めた人は、今回の記事で紹介した「転職しないほうがいい業界」を参考に、転職活動をしてみてはいかかですか。